ノド痛の救世主その2:食べ物編
投稿日:2017年11月19日
こんにちは!
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
昨日のブログ「ノドが痛い時の救世主:置き鍼」への反響が大きく、
困っている方が多いんだなぁという印象です。
そこで今日は自宅でも簡単に取り入れられる、
ノドが痛い時の救世主:食べ物編をお伝えします!
目次
ノド痛の救世主・食べ物編その1:柿
今が旬の柿。
柿には、
熱を鎮めて肺を潤すはたらき、
体を潤して渇きを止めるはたらき、
お酒の飲みすぎの時に解毒するはたらき、
があります。
ノドの痛みがあるときや咳が出るとき、喘息症状があるときなどにピッタリの食材です。
柿は体を冷やす
柿には体を冷やす作用があります。
ノドが痛い時というのは炎症を起こしているので、
その炎を鎮めるために冷やす作用がピッタリです!
そのまま皮を剥いて食べてください。
ノドの痛みがそこまでなくても体が熱っぽい時も同様にそのまま食べてください。
体を冷やしたくない時は…
もし
ノドの痛みはない(=炎症は起こしていない)、体は熱っぽくない、でもなんとなくノドが乾燥しているな~、
という時は、柿を加熱して食べることをオススメします。
加熱することで、体を冷やす作用が軽減されます。
ノドがイガイガするときに ~柿のオーブン焼き~
① おしり側の皮に十文字に切り込みを入れる
② 200℃のオーブンで30分焼く(またはトースターで10分くらい。柔らかくなるまで)
完成です!!
とっても簡単にできます(^-^)
皮の切れ目からスプーンですくって食べると、ノドが潤うのを感じられると思います!
(もちろんお上品にナイフとフォークで食べてもOKです\(^o^)/)
なぜだか焼き芋みたいな香りもするんですよね~。ぜひお試しください!
もし甘味が強い柿で、食べた時に水分を欲するようでしたら、ゆっくり白湯を飲んでくださいね。
冷水や緑茶、コーヒー等は体を冷やすので、せっかく加熱して柿の冷やす作用を消した意味がなくなってしまいます…
ノド痛の救世主・食べ物編:その2梨
梨には
熱を鎮めて痰を解消するはたらき、
体を潤して乾燥を止めるはたらき、
があります。
ノドが痛くて、粘り気のある痰がでるときにオススメの食材です。
梨は体をやや冷やす作用があるので、(柿ほどその作用は強くありません)
熱っぽい時はそのまま食べて、
そうでもない時は加熱して食べましょう。
ノドを潤す梨レシピ
① 皮を剥いてひと口大に切る(または薄くスライスする)
② はちみつを少したらして、ラップをしてレンジにかける(2~3分)
あっという間に完成です!!
はちみつにも体を潤すはたらきがあります。
梨から結構水分が出ます。
この水分に体を潤すはたらきがたくさんつまっているので、捨てずに一緒に食べてくださいね!
ノド痛の救世主・食べ物編:その他
乾燥してノドがやられた時の救世主として、柿・梨以外には
大根
レンコン
セロリ
ぎんなん
びわ
杏
イチジク
などがあります。
乾燥するこの季節、
食事の面からも体を労わってあげましょう!!
そして、昨日のブログでも書きましたが、
何よりも養生が大切です。
柿を食べたから全てOKというわけではなく、
柿を食べて(その他の食事は軽くする)、温かくして、早く寝るといった全般的な養生が大切です!
自分に備わっている免疫力に感謝して、
少しでも早く治ってくれたらありがたいな~という気持ちで過ごしていきましょうね!