医食同源:薬膳鍋
投稿日:2019年05月16日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
先日薬膳たっぷりの「火鍋」を食べてきました!
薬膳:火鍋
友人と食事をすることになり、
「辛い系がいいかな」という私のアバウトなリクエストに対して提案してくれたのが、
火鍋。
興味はあったものの、私はこれまで食べたことがありませんでした。
友人は結構好きだというので、火鍋に決定。
お店に入ると、本格的な香りが漂っていました。
早速お鍋を注文。
麻辣紅湯(辛い系)と
山珍湯(キノコ系)と
白湯(コラーゲン系)との三色のスープです。
不覚にもちゃんとメニュー表を見てこなかったので、
どんな食薬が使われているかを把握できていないのですが、
ナツメだけは分かりました。
ナツメは別名:大棗(たいそう)と言われるものです。
形が特徴的なので(シワシワの梅干しみたいな形)
分かりやすいです。
大棗は
胃腸のはたらきを助けて消化・代謝を促してエネルギーを補う作用、
血を養って、精神を安定させる作用があります。
体を温めるはたらきのものです。
そして羊肉(ラム)。
羊肉は
体を温めるはたらきが強いものです。
体の陽気を温めて、肝腎を補う作用、
エネルギーを補う作用、
また母乳の分泌を促したり、おりものを改善する作用もあります。
確かに食べている最中から体がポカポカ温かくなってきました。
そしてお腹の中から元気が湧いてくる感覚を感じられました。
(大棗や羊肉だけでなく、他の食薬の作用ももちろんあると思いますが)
当日はちょっと食べ過ぎちゃったかな~というのはありましたが、
消化のはたらきが高まっているので、翌日に持ち越すことはなくスッキリと朝を迎えられました。
火鍋の薬膳効果、素晴らしいです!
医食同源
薬膳というと
どうしてもとっつきにくかったり、難しい、特別なもの、本格的なもの、
というようなイメージがあるかもしれませんが、
そんなことはありません。
身近な、スーパーで手に入るような食材でも薬膳はできるのです。
そのためには
自分の体質と体調を知ること、
食材の性質を知ること、
体質・体調に応じた食材(食薬)を選択すること
が重要です。
毎日食べている物で病気が起こるし、
毎日食べている物で病気が治ると言えます。
医食同源です。
自分の体を知って、
毎日の食事から健康を手に入れましょう!
薬膳コーディネーター
私、立野は薬膳コーディネーターの資格を所持しています。
脈・腹・舌の状態から体質を判断し、
薬膳のアドバイスを行っています。
と言っても、
専門店に行かないと手に入らないような食材(食薬)は
私もほとんど使ったことがないので、
そういうのを勧めることはありません。
自分が使ったことのある食材をメインに
日本人の、一般人の感覚で、庶民的なアドバイスが得意です(^_^)
お気軽にご相談ください!