むくみと冷えに鍼灸治療
投稿日:2019年08月06日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
むくみや冷えでお悩みの方に鍼灸をオススメしています。
「むくみがスッキリしました」
20代女性のクライアントさん。
立ったり座ったり、身体を動かすお仕事をされています。
一番初めにいらした時は、痛いほどに肩こりが辛い、とのことでしたが、
何度か通ううちに、肩こりはあるものの痛いほどの辛さはなくなってきました。
そしてもう一つのお悩みがむくみ。
日によって程度の差はあるものの、
夕方になると足首がボンっと張って、ふくらはぎもパンパンになってしまうとのこと。
そして足はいつも冷えている感じとのことでした。
脈やお腹、舌をみると水分代謝が低下しているのが分かりましたので、
水分代謝を促すようなツボに鍼灸を行いました。
腕、ひざ周囲や足首、お腹、背中などにそのツボがあります。
施術を終えると、クライアントさんはトイレへ。
「びっくりするほどたくさん出ました!!」と、
しっかり排尿できたようです。
そして、今回来院されてお話を伺うと、
「前回水分代謝のツボをやってもらってから、
すごい尿も出るし、汗も出るようになりました。
体も心も調子がいい感じです。
と言ってもやっぱり仕事の後はむくんじゃうんですけど。」
とのこと。
お体をみると、まだ若干むくみはあるので、
同じく水分代謝に関係するツボを刺激します。
施術中から
「なんかすごい足があったかくなってきました。
いつも冷えてるなって思うのに、今はすごいポカポカしています」
と話してくれます。
そして今回も施術後にしっかりトイレで排尿できました。
余分な水分が出てくれたようです。
「すごい体が軽いです!」
と言って帰られました。
良かったです(^-^)
お仕事でどうしても体に負担はかかりますが、
鍼灸を続けることで水分代謝をスムーズにできる体を作っていければ、と思います。
※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
むくみと冷えの関係
むくみは余分な水分がたまっていることで起こります。
そして水は冷えの性質を持っているため、
むくみ=水=冷えです。
逆に言うと
余分な水がはけてなくなれば、むくみも冷えもなくなるということです。
むくみと冷えの解消には、
いかにして水をはけさせるかが大事になります。
水の排出経路は、
尿・汗・便(下痢)・嘔吐です。
むくみを感じた時は、
尿・汗・便の状態を注意してみてみてください。
(嘔吐はめったにないことだと思いますが、
もし嘔吐するような場合は、尿・汗・便では排泄できないほどの水分が体内にあふれているということです)
東洋医学でのむくみ
東洋医学では水分代謝に関わる内臓は
肺・脾(胃腸)・腎(腎臓)と考えられています。
体質的にこのどれかが弱い方もいるでしょうし、
生活習慣によって大きく負担がかかっている場合もあります。
また、東洋医学独特のもので、
三焦(さんしょう)と言って、
特定の器官を指すものではないけれど消化吸収・排泄・水分の通り道を整える働きをもつとされる内臓があります。
ちなみに、その三焦に関するツボは
手の薬指~腕~肩~耳周囲~眉毛にかけてあり、
このツボを刺激して水分代謝を促すことで
余分な水分を排出できるようになり、むくみも冷えも解消していくでしょう。
肺・脾・腎・三焦、
体質を見ながらお一人おひとりに合ったツボを選定して施術を行っています。
むくみや冷えでお悩みの方はお気軽にご相談ください。