楽に立ち上がるコツ
投稿日:2019年10月08日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
今日は楽に立ち上がるコツをお伝えします。
立ち上がり時のひざの痛み
これまで立ち上がる時に手の力を一緒に使っていたというクライアントさん。
ここ最近手の痛みがあり、手にあまり体重をかけないようにして立ち上がると、ひざに痛みが出るとのこと。
体をかばって他のところに痛みが出てしまうのは大変ですよね…
詳しくは省きますが、
目の前のことは何かしら必要があって起きているものなので、
今回のことは、
もしかしたら負担をかけずに立ち上がる方法を知るために起きているのかもしれませんね~
というお話をしました。
立ち上がりには足(下半身)の筋力が必要になります。
年齢を重ねるとどうしても筋力は落ちてしまう傾向が見られます。
スクワット等で筋トレをすることも大事かもしれませんが、
ひざの痛みが出ている時に無理に筋トレをすることは、
かえって体を痛めてしまうことにつながりかねません。
ではどうすればいいのかというと、
自然の法則を使えばいいのです!
楽に立ち上がる方法
まず振り子を思い浮かべてみてください。
難しい原理は置いておいて、
行ったら帰ってくる、
ただこれだけです。
座った状態から立ち上がるには、
初めの位置から頭の高さが上がることになります。
ゼロから高い位置に上げるには大きなエネルギーが必要になりますので、
手の力を使ったり、足で踏ん張ったりして頑張るのです。
そのエネルギーを出し切れないと、立ち上がれなかったり、
ふらついたりします。
(介護の現場だと介助者が腰を痛めてしまったりしますね)
話は戻って、振り子を考えると、
頭を高い位置に上げるためには、
一度頭を下げればその反動として、少ないエネルギーで立ち上がることができます。
(下に行ったから、上に帰ってくるのですね)
おじぎをするように上半身を前に倒してから(頭の位置が下がるように)、
立ち上がるとスッと立てるようになります。
文字で読むだけだと分かりにくいかもしれませんが、
実際にやってみると、楽に立ち上がれるのを体感できると思います。
前述のクライアントさんにもやってもらったところ、
楽に立ち上がれてビックリされていました!!
ちなみにこのおじぎからの立ち上がり方法。
専門学校時代の授業で習いました。
担当はリハビリの先生。
介護予防のために、デイサービス等でこのおじぎ立ち上がり訓練を広めていると力説していました。
当時はあんまり重要視していませんでしたが…(^^;
ちゃんと頭の片隅に残っているものなのですね。
先生、ありがとうございました。
クライアントさんのお役に立てて良かったです。
ぜひこの楽に立ち上がれるコツ
「おじぎ立ち上がり」を実践してみてください。
そして周りの方にも教えてあげてくださいね。
体の使い方のアドバイス
このように
自然の法則を利用して、
楽に動けるような、
無理のない体の使い方をお伝えしています。
どこか体に不調のある方も、
今不調はなくても、この先も楽に体を動かしたいと思っている方も、
ケガの予防に努めたい方も、
体の使い方を知りたい方も
お気軽にご相談ください。