安産のお灸
投稿日:2019年12月04日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです。
当院では妊婦さんに安産のお灸をオススメしています。
妊活のゴールは出産
妊活の一つとして鍼灸を取り入れられる方が増えてきています。
当院でも妊活鍼灸に力を入れて行っています。
当院の妊活のゴールは、
妊娠することではなくて、その先にある出産です。
妊娠しても残念ながら流産をしてしまったり、
妊娠中の体調不良で悩む方も多いので、
母子ともに健やかに妊娠期間を過ごして、無事に出産できることを目標としています。
妊娠中の鍼灸はOK?
妊活鍼灸を受けられた方が
めでたく妊娠した後も継続して通ってくださることも多いです。
そんな方が実は気になっていたことの一つとして、
妊娠中に鍼やお灸をしていいのか?
という疑問です。
インターネットに上で、
足ツボ(マッサージ)はNGと書いてあった、
刺激してはいけないツボがある、
などといった情報を見て、
鍼灸を受けていいのか?と不安になることもあるでしょう。
せっかく授かった命を大事に大事に育てたいですよね。
もしも…と考えたら、リスクを伴うものは避けたい気持ちもよくわかります。
結論から言うと
妊娠中も鍼灸はOKです!
妊娠時期に合わせたツボを選択して、
無理のない体勢で受けていただけるように配慮しています。
妊娠初期~臨月まで通われる方もいらっしゃいますよ。
それでも鍼灸に対する不安がある時は、もちろんやらない方がいいです。
ストレスがないようにするのが一番です。
その他、産科医から何か指示が出ている時はそちらを優先させてください。
安産のお灸
病院での不妊治療と並行して、
自宅でお灸を頑張っていた30代の女性。
(胃腸が弱い体質でしたので足三里というツボや三陰交というツボにお灸をするようにアドバイスしていました)
見事妊娠され、
来月出産予定です(^_^)
初めての出産に向けて、やや不安気味。
血液検査で貧血傾向があるそうで、分娩による出血にも心配があるようです。
そして足が冷えやすいとのこと。
レッグウォーマー等を活用して冷やさない工夫をされています。
こうやって自分でできることをしているのが素晴らしいですよね。
妊娠後からお灸は中止していたとのことでしたので、
これから安産に向けてお灸をするようにアドバイスしました。
安産の灸をすることで、
分娩がスムーズに進んでお産が軽くなったり、
産後の回復が早くなると言われています。
※効果には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
妊娠5ヶ月以降でしたら、
三陰交というツボをオススメします。
三陰交は、内くるぶしの一番尖ったところから指4本分上にあるツボです。
ここに毎日お灸をします。自宅で行うには、台座灸が扱いやすいと思います。
(入浴の直前直後は避けましょう。)
足が冷えていてお灸の温感を全く感じないようでしたら、同じ場所に続けて2回、3回と行ってもいいです。
(熱さを感じなくても、皮膚が赤くなっていたらそれ以上行わなくて大丈夫です。)
逆に我慢できないほどの熱さを感じたら、途中でお灸を外しても構いません。
(途中で外す際は台座がかなり熱くなっているので、やけどに十分注意してください。)
台座灸は商品によりますが、だいたい5分間位です。
テレビを見ながら、
歯を磨きながら、など
「ながら」でももちろんできるのですが、
なるべくならその時間はゆったりして、
自分の体の感覚に注目したり、
お腹の赤ちゃんの反応に注目したり、
そんなふうに過ごせるといいです。
そこでの気づきもきっといいお産へとつながる一つだと思っています。
また三陰交以外にも、
体質によって効果的なツボがあります。
それは脈や舌をみさせてもらって、直接アドバイスできればと思いますので、
ぜひ一度ご来院ください。
ママにとっても、赤ちゃんにとっても、
二人で協力し合って大切なお産になるように願っています。
安産灸をされた方々の出産予定日が近づくと、
毎回無事の出産報告が楽しみでなりません♪
安産を望む方、
出産に向けて自分でできることに取り組みたい方は
お気軽にご相談ください。