ペットボトル温灸
投稿日:2020年04月15日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
セルフケアにお灸をオススメしていますが、
煙や匂いが困る…
火が心配…
という方も多くいらっしゃるので、
煙も匂いも出ない、火も使わない、安全な方法をお伝えします。
お灸の効果
お灸は温熱刺激を与えて、体の生体反応(血管拡張、血流促進など)を活用する方法です。
厳密に言うともぐさを用いるお灸は、
もぐさに含まれるチネオールという成分の薬理効果での殺菌・鎮痛・鎮静・抗炎症や、香りでのリラックス効果が期待できます。
安心安全なペットボトル温灸
本来はもぐさを用いるお灸が効果が高いですが、
煙・匂い・火を避けて行いたいということであれば、
ペットボトルを用いて温熱刺激を与える方法をオススメします。
この温熱刺激でも十分に血流促進が期待できます。
用意するもの
ペットボトル温灸を行うのに、
用意するものは、
ホットドリンク用のペットボトル
と
熱湯
と
水
だけです。
熱湯と水の量は、
ペットボトルの容量の
2/3の熱湯、
1/3の水です。
例えば400mlのペットボトルであれば、
熱湯を260mlくらい、
水を140mlくらいご準備ください。
(量は正確でなくて大丈夫です。)
ペットボトル温灸の作り方
ペットボトルの容器の1/3の高さまで水を入れます。
その後熱湯を満杯まで注いでキャップを閉めれば出来上がりです!!
こぼれないように、やけどをしないように十分にご注意ください。
温灸を当てるツボ
ペットボトル温灸を手ぬぐいや薄手のタオルで巻いたり、靴下をかぶせたりして、皮膚に当てます。
さて、どこに当てればいいのか気になりますよね。
答えは自分の体に聞いてみてください!
自分の体の感覚を信じて、
「ここに当ててみたいな」
「ここが凝っていて気になるな」
「ここが冷えているから温めたいな」
「ここに当てたら気持ちいいだろうな~」
と感じる部位に当てます。
当ててみて気持ち良ければOK。
十分にその気持ちよさを感じてみてください。
もし当ててみてイヤな感じがすれば、すぐに外しましょう。
(そこは温熱刺激を求めていないということです)
自分の体に教えてもらう謙虚さを持てば、
きっと素直に教えてくれます。
ぜひ自分の体と会話しながら、味わってみてくださいね。
どうしても頭で考えて納得できるツボを知りたいという方は、
以前のブログを読み返して、自分に合ったツボをみつけてみてください。
その場合も、ぜひ当てた時の体の感覚で合っているか(体が求めている刺激か)を判断してみてくださいね。
繰り返しますが、
体が気持ちよく感じればOK、
イヤな感じがあれば外します。
ピンポイントで当てたり、
転がして広範囲を温めたり、
背中や腰はペットボトルの上に寝っ転がる感じもいいです。
くれぐれもやけどにはご注意ください。
そして時間が経ってお湯が冷めてきたら終わりにするか、
もう一度熱湯で作り直して当ててみてください。
ペットボトル温灸、気持ちいいですよ~(^-^)
煙も匂いも火も気にせずにぜひ実践してみてください。