妊活鍼灸
投稿日:2020年08月02日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
当院では妊娠を望む方のために妊活鍼灸を行っています。
妊活鍼灸の目的
妊娠のための活動=妊活ということで、
当院では鍼灸からのアプローチで妊娠しやすい体作りを目指しています。
鍼灸からのアプローチと言っても、
妊娠できるツボがあるわけではありません……
一人ひとりの体質と生理周期に合わせて最適なツボを選び、鍼灸刺激をしていきます。
そして大切なことは、
ご本人にも自分で体質改善に取り組んでもらうということです。
鍼灸に通えば体質改善ができると思っている方もいるかもしれませんが、
なによりも大切なのは自分でこれまでの生活を見直して、
適切に改善していく(不適切なことをやめる)ということです!!
いろいろとお話を聞かせてもらうことで、
ご自身で改善ポイントに気づかれることもありますし、
私からもアドバイスしていきますので、
なんでもお話ししてもらえたらと思います。
そして妊娠しやすい体作りは、妊娠を維持して無事に出産できる体につながっています。
出産をゴールとして、母子ともに健康な体を目指しています。
体質に合わせた鍼灸
妊娠できるツボがないからこそ、まずはその人の体質を把握することが重要です。
自覚症状を聞いたり、体の動きをみたり、脈や舌やお腹をみて総合的に体質を判断し、
その体質に合わせて刺激するツボを決めていきます。
体質で多いのが、
腎虚(じんきょ)…元気の源・生殖を主る腎(腎臓)のはたらきが低下している状態、
血瘀(けつお)…血液が滞っている状態、原因は気滞や血虚や冷えや胃腸のトラブルやケガなど多岐、
気滞(きたい)…気(生命エネルギー)が滞っている状態、血瘀も同時に起こっていることがよく見られる、
血虚(けっきょ)…血が不足している状態、
です。
内臓の状態や感情の面も関連していることが多いので、それも見ています。
生理周期に合わせた鍼灸
体質に合ったツボを選ぶと同時に生理周期も考慮して施術をしています。
月経期(生理中)…活血(血をめぐらせる)
卵胞期(生理後~排卵前まで)…補腎陰(腎の働きを助けること、体に必要な水分・血を補うこと)
排卵期…活血(血をめぐらせる)
黄体期(排卵後~次の生理までor妊娠)…補腎陽(腎の働きを助けること、温めること)
妊活鍼灸では来院の度に、
今生理〇日目ですや今高温期です、というように生理周期を教えてもらっています。
基礎体温を測って表にされている方は(アプリでも)、ぜひご持参ください。
妊娠週数の数え方
妊娠△週▲日という表現を聞いたことがあると思いますが、
数え方を知っていますか?
最終生理開始日を妊娠0ゼロ週1日と設定します。
例えば生理周期が28日(4週間)で、生理予定日から2週間後に妊娠が判明したとしたら
その時点で妊娠5週というわけです。
つまり妊娠を望む方にとっては、いつでも妊娠△週という認識でいます。
妊活鍼灸に通っていて、
残念ながら生理が来てしまった…という方は、今妊娠0週だと捉えていますし、
そろそろ排卵日なんですという方は、今妊娠2週だと捉えています(その方の生理周期によります)。
妊娠週数の数え方を知っていても上記の捉え方をしていない方も多いので、
私がこの話をすると、妊娠している前提で体をより大事にして過ごせるみたいです。
妊娠を希望されていて、このブログを読まれている方は
今妊娠なん週でしょうか??
不妊に悩まれていると、
いつになったら妊娠できるのか、ゴールが見えない、と不安やストレスをたくさん抱えていると思います。
いつでも自分は妊娠△週なんだという意識を持って、前向きに妊活に取り組めるといいなと思っています。
妊活鍼灸に通われている方
当院には20代~40代の方が妊活鍼灸に通われています。
ほぼ女性ですが、ご夫婦で通われている方もいます。
自然妊娠を目指す方、
不妊治療(タイミング療法、人工授精や体外受精)と併用している方、
職場の先輩を見ていて不妊に悩む方が多いので、自分は早めに体質改善に取り組もうと思われた方、
なかなか二人目を授からない方、
年齢的にこの一年間、本気でできることをやろうと気合十分な方、
など、いろんな状況の方がいらしています。
年齢も状況も体質も様々ですが、お一人おひとりに向き合って、
本人が体質改善に取り組み体の変化に気づくこと、
妊娠が分かって喜ぶ姿、
お腹が大きくなっていく経過、
そして出産報告をいただくことをイメージして妊活鍼灸を行っています。
不妊に悩む方はぜひ一度ご相談ください。