お灸の香り
投稿日:2021年10月28日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
お灸は温熱刺激による生体反応だけでなく、心地よい香りでリラックスするという芳香作用も持ち合わせています。
お灸の施術
当院では積極的にお灸の施術をしています。
学生時代に恩師が「鍼して灸せざるは鍼灸師ならず」と教えてくださったことが大きく、実技の授業や臨床実習で鍼もお灸もどちらも用いて経験を積ませてもらいました。
とても真面目な学生だったので(←自分で言います笑)、一生懸命メモを取って学んでいたのが懐かしいです。
鍼灸の入り口が「鍼もお灸も」ということだったので、鍼灸師となった今でも先生の教えを基に積極的にお灸を行っています。
安全に手軽にできる台座灸(もぐさの下に土台がついていて、火傷のリスクが低い物)ももちろん効果的だとは思いますが、灸師のプロとして当院では皮膚に直接艾を置いて、ツボをピンポイントで刺激する方法を取り入れています。
お灸の香り
施術中にお灸を行うとクライアントさんから
「いい香り~」
「リラックスできます」
「この香り、おばあちゃんの家を思い出します」
「昔おじいちゃんが背中にお灸をしていました」
と話してくれます。
お灸の香りは鼻から入って脳に届き、リラックス効果が期待できます。
お灸の香りを心地よいと感じるのは、本能的に脳が求めているのでしょうね。
最近は煙の出ない、香りの少ないお灸製品(炭化もぐさ)も出回っていますが、私はお灸の香りでのリラックス効果を味わってもらえるように通常のもぐさを用いています。
施術をしながら私自身も癒されいてるのが本音です(*^-^*)
お灸の研究
当院が鍼灸用品を注文させてもらっているトワテックさんが、先日の注文の際に情報誌を同封してくださいました。
今回の情報誌はお灸についての内容が豊富で、とてもためになりました。
前述のお灸の香りと脳についてのことも改めて勉強になりました。
お灸の研究論文はまだまだ少ないそうですがこれから増えていくのかなと思いますので、当院では一鍼灸院として地道に引き続き、積極的にお灸を施術に取り入れていきます。
煙の出ないお灸
お灸の香りによるリラックス効果はもちろん高いのですが、中には煙(香り)が苦手、煙で咳こんでしまう、家の状況で煙(香り)を避けたいという方、もいます。
そのような方には炭化もぐさの煙の出ないお灸を使用したり、セルフケアでその製品をオススメしています。
状況に応じて使い分けられればいいかなと思っています。
基本的には煙(香り)の出る艾を使用していますので、もし苦手な方がいらっしゃいましたら遠慮なくお伝えください。
冷え対策にお灸を
これからどんどん気温が下がり冬に向かっていく時期で、体の冷えが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冷え対策の一つとして、お灸の温熱作用とリラックス作用が効果的ですのでお困りの方はお気軽にご相談くださいませ。
全身がリラックスして緩み、体中を温かい血液が巡るように心を込めて施術いたします。