逆子の鍼灸治療
投稿日:2022年02月13日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです
当院では逆子鍼灸を行っています。
女性鍼灸師フォーラム主催の逆子の鍼灸治療についての学習会を受講しました。
逆子の鍼灸治療
女性鍼灸師フォーラム第61回学習会「逆子の鍼灸治療」の講師はせりえ鍼灸室の辻内敬子先生でした。
これまで2000以上もの方に逆子鍼灸を行った経験があるとのことです。すごいですね。
学習会では、
逆子の胎位について、
逆子を治す方法、
逆子鍼灸の研究・論文でのエビデンス、
臨床での逆子鍼灸の方法、
セルフケア(自宅施灸)指導について、
などを学びました。
逆子が治る機序は現在のところ不明ですが、
母体の循環改善、血行動態の改善、
胎動の亢進・増加・回転促進、
子宮緊張の軽減、
などが関わっていると考えられています。
その結果、胎児が自然回転して逆子が治るという考えです。
逆子と診断されてから鍼灸治療を受けに来るまでの期間による矯正率の違い、
鍼灸初診の妊娠週数での矯正率の違い、
初産婦と経産婦での矯正率の違い、
を論文・研究結果から数字で知ることができたのがとても勉強になりました。
逆子と診断されたらできるだけ早く鍼灸を受けに来てくれると矯正率が高いとのことです。
(逆子が治った方は診断されてから鍼灸を受けるまでが平均8日、治らなかった方は平均27日)
妊娠30週前後では自然に回転して次の健診で逆子が治っているケースもあるため次の健診まで様子をみるという方も多いでしょうが、上記の平均日数を踏まえると、早めに鍼灸を受けるという選択肢もありです。
セルフケアについてもより効果的な方法を学びましたので、妊婦さんが自宅で取り組みやすいように丁寧にお伝えしていきます。
そして鍼灸が逆子のお悩みだけでなく、様々な不定愁訴(疲れやすい、むくみ、腰痛、便秘など)の解消にもお役に立てます。
先日逆子鍼灸を受けられた方は、2回目の来院時に
「便が毎日出るようになりました」(これまで2日に1回)
「寝つきが良くなってぐっすり眠れます」
「手の冷えを感じにくくなりました」
と話してくれました!
※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
妊婦さんが元気でいて、赤ちゃんも元気でいて、二人で力を合わせて素晴らしい出産ができるように鍼灸を通じてサポートしていきます。
逆子でお悩みの方はお気軽にご相談ください!!