自律神経と鍼灸整体治療
投稿日:2017年11月15日
こんにちは!
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです☆
先日、病院で医師から「自律神経失調症かもしれない」と言われた方が、
自律神経を整えるのに鍼灸治療がいいかもと思われ、来院されました。
このところ自律神経が乱れている方が増えているようです。
35歳女性の鍼灸整体治療を受けた感想
毎日パソコンのお仕事を頑張っている30代女性のH.Sさんから、
鍼灸整体治療を受けた感想をいただきましたので、紹介します(^-^)
H.Sさん 35歳 女性 横浜市在住 職業:IT関連
Q. 主にどんな症状でお悩みでしたか?
A. 目、首、肩、腰の痛み(PCによる疲れ)
自立神経(自律神経)による疲れ
Q. 施術を受ける前は、鍼灸・整体についてどんなイメージや不安がありましたか?
A. 痛みや熱さが気になっていました
Q. なぜ数ある治療院の中から当院を選んでいただけましたか?実際に来院していかがでしたか?
A. ・一度体験させて頂いて、とても上手だったので。
・全身をやって頂き、体が楽になったのと、私の疲れのポイントをドンピシャで当てられ驚きました。
Q. 当院の施術を受ける前と受けた後での変化はどうですか?
A. 楽になりました。
Q. 同じようにお悩みの方へメッセージをお願いします。
A. 一度の施術で、こんなにも違うので、通院することに意味があるんだと感じました。
※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
Hさん、ありがとうございます!!
毎日パソコンに向かってお仕事をして、
体は十分に頑張ってくれているようです。
こめかみに鍼をして、首の筋肉がすぐに緩んで柔らかくなったことに
びっくりされていた表情が印象的でした!
体が楽になって良かったですね(^^)
自律神経の乱れ(自律神経失調症)
自律神経とは、自分の意思とは無関係(無意識)に働く神経系の総称で、
心臓の動きや消化管などの内臓の動きをコントロールしているものです。
交感神経と副交感神経の二つに分けることができます。
交感神経は、言わば戦闘態勢に入っているときのモードです。
闘うために心臓の動きは活発になり、血圧が上がったり、酸素をたくさん取り入れるために気管は広がったり、というような働きをします。緊張感が強い状態です。
副交感神経は、逆にリラックスしているときのモードと言えます。
心臓はゆったり動き、血圧は下がり、呼吸はゆっくりになったり、消化するために胃腸の動きは活発になります。生殖機能も副交感神経に関係があります。
どちらが強いといいというわけではなく、
交感神経と副交感神経のバランスをうまく保って、生命活動を維持しているのです。
日中は交感神経が活発になって仕事をテキパキこなし、
夜間は副交感神経が活発になって体を休めることができるといった具合です。
自律神経が乱れるというのは、例えば
本来リラックスして休みたいような時間でも、交感神経がずっと活発に働いて緊張状態が続いてしまったり、
逆に仕事に集中したいような場面でも、胃腸がゴロゴロいって何度もトイレに駆け込んだりしてしまうような状態です。
交感神経と副交感神経のスイッチのON・OFFがうまくいっていないということです。
現代人は交感神経が活発になりすぎているケースが多いです。
ストレスを抱えて処理しきれないんですね。パソコンやスマホの光の刺激に長時間さらされることも交感神経を刺激し続けます。
一日の中で、少しでもホッとできる時間を作ると、交感神経のスイッチがOFFになり、リラックスに繋がるということですね。
鍼灸治療と自律神経の関係
鍼灸刺激を行うと、体に備わっている反射の仕組みで、
主に交感神経は抑制され、副交感神経が活発になります。
治療中によくクライアントさんが「なんだか眠くなってきちゃいました」と話したり、
キュルキュルと胃腸が動く音が聞こえてきたりします。
これは副交感神経が活発になり、体がリラックスモードになれているという現れです。
整体治療と自律神経の関係
当院で行っている整体治療は、
コチラが一方的に揉んだり、力づくで動かしたり一切しません。
体の感覚を聞きながら、気持ちのいいように動いてもらって、体の内側からバランスをとっていくものです。
上記のHさんは施術中に何度も
「これ気持ちいい!」
「すごーい気持ちいいー!」
と伝えてくれました。
気持ちいい感覚を味わえているということは、体が深いリラックス状態になっていて副交感神経が活発になります。
逆に、痛みを伴うような施術を受けると、その痛み刺激で体は緊張して交感神経が活発になってしまうことが考えられます。
当院では痛みを伴う施術は一切行いませんので、ご安心ください。
自律神経をコントロールできる!?
自律神経とは先にも書いたように、自分の意思とは無関係に働く神経です。
なので、「交感神経よ、活発になれ!!!」といくら命令しても反応しません。
基本的には自律神経自体は自分でコントロールできないのです。
しかし、自律神経をコントロールする方向に持っていくことはできます。
例えば、安全な場所で目を閉じてゆっくり深い呼吸をしてみます。
そうすると無意識下で、体はリラックスしていいことが分かり、副交感神経が活発になります。
どんなに深い呼吸をしてみても、敵がたくさんいるような場所に出向いたら、ただそこにいるだけで交感神経が活発になります。(というよりも、この場合は深い呼吸ができないでしょう。交感神経の働きで自然に早い呼吸になります。それが人間の本能です。)
もしあなたが、普段緊張状態(戦闘モード)が続いているな~と感じたら、
ぜひ、安全な場所に身を置いて、ゆっくり深い呼吸をしてみてください。
毎日のお仕事や家事・育児を頑張っていて常に戦闘モードになっているお体を
少しでも緩めてあげましょう!!
自律神経の乱れでお困りの方、
お気軽にお問合せください。