「治りますか?」の問い合わせ
投稿日:2019年01月25日
こんにちは。
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
時折お電話で
「〇〇(症状)があるんですけど、これは鍼灸(または整体)で治りますか?」
というお問合せを受けます。
「治りますか?」の答え
「治りますか?」というお問合せには
ズバリ
「わかりません」
とお答えします。
(ちょっと冷たい言い方ですよね…しかし大事なことです。)
なぜなら、治るか治らないかは本人次第であり、
本人の自然治癒力(回復力)が発揮されれば勝手に治っていくからです。
当院では、その自然治癒力を発揮できるようなお手伝いをさせていただいています。
そもそもお悩みの症状は
本人の生活習慣が影響して引き起こされていると捉えています。
呼吸、
食事、
運動、行動、
思考、感情
睡眠、
ストレスなど、
日常生活で様々なものを抱えて、ある程度のところまでは体は頑張ってくれていますが、
負担が積み重なってもうそろそろ限界だなとなったときに体の表面に痛みなどの症状が現れます。
痛み止めの薬や一時的な施術でその場では楽になったとしても、
根本である負担を取り除かない限りは、また症状をぶり返します。
(または次は違う部位に症状が出たりします)
症状が出るということは、
「もうこれ以上は限界なので、自分の生活を見つめなおしてくださいね」
という体からのメッセージです。
ですので、
当院はその体からのメッセージに気づく場として、一緒に丁寧に体と向き合っていきます。
クライアントさんは
「このところ残業続きで、遅い時間に夕食を取ってそのあとすぐに寝てました。これじゃ体に負担がかかってますよね」
「我慢とかストレスをお酒でごまかしていました」
「胃腸が休む時間を作ってあげてなかったですね」
「自分で勝手にストレスを抱えてました」
「人にばっかり気を遣っていて、自分のことはおろそかでした」
そのようなことをポツポツ話してくれることが多いです。
そうやって自分のこれまでの生活を振り返って気づいて、
これから体を大切にするためにどうしていくかということを自分で見つけていらっしゃいます。
そうなったら自然治癒力のスイッチが入って、
ものすごいスピードで回復していくでしょう。
自分で治っていくのです(^-^)
治したい想い
「治りますか?」の問い合わせには、
治したい!という想いが含まれていると感じます。
今どんなことに困っていて、
治ったらどんなことをしたいのか、
どんなふうになりたいのか、
そういう想いを聞かせてもらっています。
漠然と
「病気になりたくない」
「このままだと動けなくなっしゃうんじゃないかと思うと不安」
という方もいらっしゃいます。
なんで病気になりなくないのか、
病気ではない体で何をしていくのか、
動ける体で何をしたいのか、
深く話を聴いていきます。
対話の中で、本人が自分の心の奥にある「本当にやりたいこと」に気づいたら、
それを実現できるように私はサポートしていくだけです。
「何回くらい通えばいいですか?」
もう一つ多いお問い合わせは
「何回くらい通えばいいですか?」です。
これもまた答えに戸惑う質問です。
施術を受けて楽になって、
セルフケアをして自分でも生活習慣に気を付けていても、
社会で生活しているといろいろと負担がかかりますよね。
ですので定期的なメンテナンスとして施術を受けていただくのがいいのかなと思います。
自動車の車検のようなイメージです。
表だっての不具合はないかもしれないけれど、
定期的に細かい部分をチェックしてメンテナンスすることで、
これからも長く快適に乗り続けられますよね。
症状が強く出ている時は、間隔を詰めて通って集中的に体のケアをする方が多いですし、
症状が落ち着いてきて、セルフケア方法も覚えて実践できるようになったら
2~4週間に一度のペースでメンテナンスとして来院されている方が多いです。
施術を受けに来ることで日常生活からちょっと離れて
自分の体と向き合って体と仲良くする場を感じていただければいいな、と心がけています。
紹介の輪
「治りますか?」の問いに
「治ります!(治せます!)」と断言しない当院ですが、
有難いことに
これまでたくさんの方が通ってくださっています。
おかげさまでご紹介の方も多いです。
私が伝えたいことを理解してくださって、
体調の変化にも喜んでくださって、
そしてご家族、お友達を紹介してくださること、
本当にありがたいことです。
自分が楽しく進んでいる道が人の役に立てているんだなと感じられて、
ますます嬉しい気持ちです(^O^)
これからも、自分の体を大切にしたい方のサポートができるように
心を込めて精一杯施術させていただきます。