逆子鍼灸報告『逆子が治って安心しました』
投稿日:2019年02月12日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
当院では逆子でお悩みの方への鍼灸を行っています。
妊娠20週頃からずっと逆子
Yさんは二人目を妊娠中のクライアントさん。
妊娠31週で来院されました。
お話を伺うと、妊娠20週の頃から健診の度にずっと逆子とのこと。
30週までは自然に治るからと言われ、様子を見ていたそうですが、
それを過ぎても治る気配がないので、
インターネットで「逆子治療」「旭区」と検索して、当院に予約を入れてくださいました。
元気いっぱいでおしゃべりが上手な2歳のお兄ちゃんと一緒に来院されました。
「この子がいるので、帝王切開になると産後の回復が遅くなるのは困るなと思って……」
とのこと。
動くとすぐにお腹が張ってしまうこと、
そして第一子出産後からずっと腰痛を抱えていて、
最近はお腹が大きくなってきたことも合わせて、寝返りを打つたびにボキっと痛みが走るということも気になっているようです。
腰痛を抱えながら、お腹の大きい体で育児・家事を頑張っているのでしょうね。
脈を診ても体に力が入っていて、緊張しているのが受け取れました。
また舌の状態からはすこし胃腸に負担がかかっていて食べ物を消化しきれていないのがわかります。
痛みが出ているということは体にとってストレスです。
ストレスは胃腸を攻撃します。
Yさんにもそんな負のスパイラルの表れを感じました。
体も心も少しでもリラックスしてもらえるように、
安心して鍼灸を受けてもらえるように事前にしっかり説明をしてから施術を始めます。
まずストレスで緊張している体を緩めるようなツボ、
胃腸の負担を取り除くようなツボ、
体の循環を良くするようなツボに鍼を行います。
(ツボはすべて手足のツボを使っています。お腹に鍼をすることはありません)
鍼の最中から胎動が起きているようです。
続いてお灸です。
こちらも体の循環をよくして、胃腸が本来の機能を発揮できるようなツボを選択してお灸を行っていきます。
もぐさを直接皮膚に乗せてお灸を行うので、一瞬だけ熱さを感じます。
(もぐさはゴマ粒くらいの大きさのもので行いますので、熱さを感じるのは本当に一瞬です)
お灸をしている間も胎動が出ていました。
お腹の赤ちゃんも、お母さんの体の変化をダイレクトに感じているのですね。
施術をしながらYさんのお話を聴いていると、
第一子の妊娠のときは張り切って早くから出産準備に取り掛かっていたけど、
今回はまだまだ先のような気がして全然準備ができていないとのこと。
確かに一人目の妊娠と、育児をしながらの二人目の妊娠では状況が異なりますよね。
妊娠している体をおろそかにしているわけではないけれど、
それよりも一番の優先がお兄ちゃんのことになっているのかなと感じました。
お腹の赤ちゃんはもしかしたら自分のことを気にかけてほしくて
逆子になったり、お腹を張らせたりしているのかもしれませんね~というお話をしました。
幸いお兄ちゃんは一人遊びができるようになってきたとのことで、
Yさんはお腹が張ったときに横になって休むことができているそうです。
そんなときはきっとお腹の赤ちゃんは嬉しいでしょうね!
逆子鍼灸を終えて起き上がってもらうときに、
腰の痛みが出ました。
体をひねる動きに制限がかかっています。
座った状態で、ほんの少し体を動かして整体を行うと、
先ほどより大きく体をひねれるようになりました。
これできっとYさん自身も楽だし、お腹の赤ちゃんのスペースも楽になっていますよ~と伝えてお見送りしました。
そして次の健診の日(妊娠32週)。
Yさんから
「なんと逆子が治っていました!安心しました^_^」
と連絡をいただきました!!
ずっと逆子だったのが、治って良かったです。
鍼灸の刺激が赤ちゃんに伝わったというのもありますが、
何よりもYさんが自分の体とお腹の赤ちゃんに意識を向けられたことが良かったのかな~と思います。
想いは必ず伝わっていると思います。
これで安心して自分の体を大事にしながら、出産準備に取りかかれますね!
良かったです!!
※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
安心の逆子鍼灸
逆子に対する鍼灸は古くから行われていて、副作用もなく安心安全に行われています。
妊娠30週を過ぎてからは、胎児がグングン大きくなり、お腹のスペースが小さくなってくるので、
自然には回転しにくくなってきます。
鍼灸刺激で母体の循環をよくすることで、骨盤内にもたくさん血液が届くようになり、
胎盤を通じて赤ちゃんに運ばれます。
酸素や栄養の豊富な血液を受け取った赤ちゃんは活発に動くようになり、
そのはずみで重力の関係で一番重たい頭が下になることを目指しています。
母体の循環を整える
一番大切なことは、母体の循環を整えること。
ストレスがかかっていたり、
痛みがあったり、
睡眠が浅かったり、
便秘だったりすると、
血液や気(エネルギー)が滞ってしまいますし、
それがまた胃腸の不調を引き起こしたり…
と悪循環になってしまいます。
ですので悪循環を断ち切って、好循環になるように、
お一人おひとりの体の状態に合わせてツボを選択して鍼灸刺激を行っていきます。
母体が好循環になると、
逆子が治ることだけでなく、
安産、産後の早い回復にもつながっていきます。
逆子が治ってご本人の望んだ出産ができるように、
そして産後のスムーズな回復ができるように、
想いを込めて逆子鍼灸を行っています。
逆子でお悩みの方はお気軽にご相談ください。