カラダの感覚で自然治癒力を発揮
投稿日:2019年03月01日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
当院ではカラダの感覚を大切にして施術を行い、
自然治癒力を発揮するお手伝いをしています。
治るポイントは集中すること
初めていらっしゃる方は
「肩」がこる、
「腰」が痛い、
「頭」が痛い、
「目」が疲れる、
「ひざ」が痛い、
など体のどこかに不調を感じて来院される方がほとんどなのですが、
当院ではその不調が表れている部位に囚われずに、全身をみていきます。
なぜなら不調が表れている部位に原因があるのではなく、
他のところに原因が潜んでいると考えられるからです。
そのため、全身のカラダの動き、心の動きを丁寧にみて、
それに応じてアプローチをしています。
カラダの動きをみるためにまず
体幹をひねる動きや腕の上げ下げ、足の上げ下げ、股関節の開き具合、ひざの倒れ具合などをチェックしていきます。
このチェックの段階から実はもう施術が始まっているといっても過言ではないのですが、
いかに集中して今この瞬間を感じて、自分のカラダに気づくかという場を提供しています。
動きをチェックして、明らかに左右差が出ている方もいるのですが、
中には微妙な差の方もいます。
カラダに意識が向いていないと見逃してしまうような差です。
見逃してしまう方は大抵
「わからない」とおっしゃいます。
「わからない」という言葉は、頭(思考)で物事をとらえている表れです。
ですので、もう一度カラダの感覚に意識を向けてもらって、
同じように動きをチェックしていくと、
「なんか右の方がちょっと引っ掛かる感じでした」
「しいて言えば左の方があげやすいです」
などと気づけるようになります。
自分のカラダに気づいたら、
もうそれだけで治っていく方向に導かれている状態になっています。
いかに自分のカラダに集中できるか、気づけるかが回復のポイントです!!
治るスイッチを入れる整体
実際の施術の場面でもカラダの感覚に丁寧に気づいていくことが重要です。
当院で行っている整体(多次元操体法)は痛いことや無理なことを一切行いません。
痛いことや無理なことというのは、カラダが望んでいない動きということです。
カラダの望んでいることを表現していけば治るスイッチが入りますので、
そこを目指していきます。
カラダが何を望んでいるかということは、
クライアントさんのカラダが既に知っています。
なんとなくいい感じ、
気持ちいい、
ホッとする、
楽チン、など
そういう感覚を感じられるのは、カラダが望んでいることを表現できている時です。
ちょっとした角度、ちょっとした力加減で感覚は変わってきますので、
ここでも集中して自分のカラダの感覚に気づいてあげることが大切になるのです。
感覚を表現する
感覚に気づいてもらうために、私はよく
「今どんな感じですか~」と投げかけます。
この時も「わかりません」とおっしゃる方がいます。
頭で何かを考えていてカラダに集中できていなかったり、
なんて答えたら正しいのかな、と考えていたり、
こんなことを言っていいのかな、と気を遣っていたりする場合が多いです。
カラダの感覚に正解はないことですし、
本人にしかわからないので、
感じたままに表現してもらって大丈夫です。
むしろ言葉にできなくても自分の中で感じ取れていればOKだと思っています。
鍼灸整体の施術症例
とある60代の女性の例です。
お話が好きな方で、
施術の前半(鍼治療中)にはよく話していました。
その後整体へ進むと
だんだんと口数が減り、
「あー足の方まであったかくなってきた」
と言ったきり、その後は無言になりました。
カラダに触れている私の手の感覚や重みとしては、
クライアントさんがリラックスしているのが伝わってきます。
呼吸も深くなっているようでした。
大きくふーーーっと息を吐かれたタイミングで声をかけてカラダの感覚を尋ねると
「メルヘンなんだけどね、
私が小川の中にいて、見上げると水面がキラキラしているの。
ゆらゆらしていて、口から小さい泡がプクプク出ていく感じ。
なんかすごい穏やかな感じ~。
こんなおばちゃんが何メルヘンなこと言ってるんだって感じだけど」
と笑いながら答えてくれました。
メルヘンでいいです(^-^)
素直にそのまま表現できるって素晴らしいことです。
とっても素敵な空間に身を置けたのでしょうね。
施術の前半で日頃の大変な想いを聴いていたので、
そこからふっと離れて、穏やかな時間を過ごせたことに私も一緒に嬉しくなりました。
施術後のカラダのチェックでは、
施術前よりもスムーズに腕が上がるようになっていました!
※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
深いリラックスで自然治癒力を発揮
仕事や家事・育児を頑張っていたり、
人間関係に気を遣ったり、
将来のことを不安がっていたり、
過去の後悔を引きずっていたり、
そういう時は体に力が入っていて、呼吸も浅く、リラックスできていません。
頭(思考)が常に働いている状態です。
頭が働きっぱなしだとどうしても疲れてしまいますよね。
リラックスしよう、力を抜こうと思っても、頭でどうにかしようとしてもなかなか難しいものです。
当院での施術では、
頭のスイッチを切って、
カラダの感覚に意識を向けて、気づくことを大事にしています。
そうすると、勝手に深いリラックスに入ってくれる状態になります。
呼吸が深くなり、
カラダに必要な酸素が取り込めるようになって、
回復力が高まっていきます。
それはもともと人間に備わっている自然の仕組み(自然治癒力)です。
その自然治癒力を発揮できるようにお手伝いするのが、私のできることです。
毎日社会の中で一生懸命頑張っているからこそ、
ちょっと日常から離れて、
カラダの望むことに気づいて、
リラックスを得にいらしてください。
きっと自然治癒力を発揮できるようになります。