わかめ、めかぶの薬膳 – 横浜市旭区の鍼灸・整体なら うさぎ鍼灸整体院[肩こり・腰痛・不妊未妊・逆子鍼灸]希望ヶ丘駅徒歩8分

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わかめ、めかぶの薬膳

投稿日:2019年03月15日

こんにちは

横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!

 

先日スーパーでめかぶを購入しました(人生初!)。

めかぶ、わかめの薬膳についてブログにまとめました。

めかぶとわかめ

 

このところスーパーで生わかめやめかぶをよく見かけませんか?

2月~3月が旬の時期です。

(乾燥させたものや加工して味付パックのものは一年中購入することができますが、

生のものを手に入れられるは旬の今だけですね)

 

めかぶというのはわかめの根本の部分。

生殖器の部分だそうです。

めかぶ、わかめの薬膳

 

めかぶ、わかめの薬膳は、

化痰類/鹹味/寒性/帰経は腎です。

 

???ですよね(笑)

 

化痰類というのは、

痰を取り除く作用のある食材(食薬)の分類です。

痰というのは、東洋医学では

風邪の時にのどに絡むような一般的なイメージの痰だけでなく、

体内の余分な水分、水分代謝の障害で生じた病的な物質のことを指します。

暴飲暴食で消化しきれないものから痰が生まれることもあります。

痰の存在よってしこりやむくみ、つかえが起こる他、

気血の通り道がふさがるため、めまいやイライラ、だるさなどにもつながっていきます。

化痰類の食薬を摂ることによって、痰を取り除き、これらの症状を改善することができます。

 

鹹味というのは、しょっぱい味ということです。塩味です。

この味の働きとしては、

こぶや塊を和らげたり散らしたりすること、

利尿、

便通をよくする、

です。

 

寒性というのは、体を冷やす性質をもつということです。

体の熱を取る、

解毒する、

便通をよくする、

津液(体内に必要な水分)を補う、

という働きがあります。

 

帰経は腎というのは、

その食薬(食材)が腎(腎臓や腎のルート)に作用するということです。

腎の働きは、泌尿器系、水分代謝、元気の源、生殖・成長ですので、

それらの働きを補うことができます。

 

ということで、

めかぶ、わかめの薬膳としての効果は

痰を取り除く、

熱によるしこり、腫れ、かたまりを取り除く、

利尿により体の余分な水分を排出させて、むくみを取り除く

便通がよくなる、

ということです。

 

むくみやすい、体が腫れぼったい、しこりがある、便秘がち…

という方にピッタリな食薬です。

 

めかぶ、わかめの薬膳のポイント

 

薬膳的効能がわかったところで、使いこなし方にポイントがあります。

 

寒性(体を冷やす性質)の食材ですので、

体に熱がこもっている時はそのまま食べることで効果を発揮します。

 

そこまで体が熱っぽくないときに、

めかぶ、わかめをそのまま食べてしまうと体が冷えすぎてしまいますので、

汁物などで温かくして食べたり、

温性の食材と組み合わせて食べることが必要になります。

 

また、痰がある時は気血の流れがふさがれてしまっているので、

気血をめぐらせるような食材を一緒に取ることで、相乗効果が期待できます。

 

めかぶ、わかめの薬膳レシピ

 

ポイントを押さえて、薬膳レシピのご紹介です。

薬膳と言っても手に入れづらいような特別な食薬は使わないので、安心してください。

 

・体が熱のとき(体が熱い、顔が赤い、舌が赤い、黄色い痰、のどが渇く等の症状が出ているとき)

 

めかぶ、わかめを適当な大きさに切り、

熱湯でさっと(30秒くらい)茹でます。

(茶色かったものがパァっと鮮やかな緑色に変わります。この瞬間をみるのはとっても楽しいです!)

ザルにあげて水気を切ったら、

ポン酢またはめんつゆをかけて食べます。

 

以上!

レシピといえないくらいに簡単です!

 

酢は温性です。(ちなみに酢は血をめぐらせる食材です)

自分で作るポン酢のときは酢をちょっぴり少なめで作るといいと思います。

 

余裕があれば、オニオンスライスを混ぜてもいいですね。

(玉ねぎは気をめぐらせる食材です)

 

また体が熱のときは、胃腸に負担がかかって消化機能が落ちていることがほとんどです。

消化を助ける大根おろしなどを添えると、より体に優しい一品になります。

 

 

もしも体の熱っぽさがあまりないときや体を冷やし過ぎたくない場合は、

温かい料理にしたり、温性の食材を添えます。

お味噌汁に入れたり、

かけそばに入れたり(そばは気をめぐらせる食材)、

タケノコと一緒に煮たり、

ネギやショウガを添えたり(ネギ・ショウガは温性の食材)、

という感じです。

 

私はめかぶ丼でいただきました。

自家製めんつゆ(水、だしの素、しょうゆ、みりんを電子レンジでチン)で混ぜ混ぜ。

炊きたてのごはんに乗せて、ズルっと!

ネバネバで美味しかったです~(^-^)

 

むくみ、腫れぼったさ、便秘にお困りの方はぜひ作ってみてください!

 

その他の化痰類

 

また温性の化痰類として、

からし菜、紫蘇の種、

平性(冷やすも温めるもはっきりしない、バランスをとる)の化痰類として、

里芋、春菊、クラゲ、豆乳

などが挙げられますので、

無理にめかぶ、わかめを使わなくても、これらの食薬を用いて痰を取り除くことができます。

 

ちなみに、タケノコは寒性の化痰類です。

化痰類にはわかめ、春菊、タケノコなど、この時期に旬のものが多いですね。

 

調べていて、ちょっと意外でした。

なぜなら、

痰は暴飲暴食といった体内のことだけでなく、外環境によって湿度が高いときにも生まれやすいものです。

まさに梅雨の時期です。

梅雨になるとだるい、むくむ、古傷のヒザが腫れて痛むなどの症状のときは、体内に痰が生まれてトラブルを引き起こしていると考えられます。

 

自然は偉大なので、その季節の旬のものというのが、体にとっても効果的な食材ということが多いです。

ですので、化痰類は梅雨時期に旬のものが多いかな~と思っていたのですが、

春に旬のものが多かったので意外だと感じました。

勉強になりました!

 

薬膳のアドバイス

 

食での健康管理の大切さを感じて、

通信教育で「薬膳コーディネーター」の資格を取得しました。

 

しかし薬膳は奥が深い……

 

私はありがたいことに健康体で体の不調を感じることがあまりないので、

食べたいものや購入した食材から、逆引きで薬膳を調べることが多いです。

(本来の薬膳の使い方は、

体質・体調に応じて必要な食材を選んで、食事に取り入れるというものです)

 

どのような方法にせよ、日々勉強です。

 

今持っている知識をめいっぱい使って、お一人おひとりにアドバイスしていますので、

薬膳について気になる方はお気軽にご相談ください。

 

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