自分で見つけるお灸のツボ
投稿日：2020年04月29日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです！
緊急事態宣言で外出自粛要請の状況の中、
セルフケアのご相談を多くいただいています。
セルフケアにお灸
来院されている方のほとんどは鍼灸が大好き♡、ツボに興味津々な方々ですので、
（たまーに鍼灸は苦手で整体のみの方もいらっしゃいます。それでもツボには興味がある！）
セルフケアにも極的にお灸を取り入れてくださっている方が多いです。
自分で体のケアができることは素晴らしいですよね！
お灸をするツボ
セルフケアでお灸をするツボについては大きく分けて２つです。
・根本的な体質を整えるツボ
・出ている症状に対するツボ
です。
体質を整えるツボに関しては、
脈や舌や腹の状態を見たうえで東洋医学の知識を基にアドバイスをしているので、
このブログには書ききれません…(>_<)
すみません…
来院された際にしっかりとお話しを聴いて、お体をみて、アドバイスさせてもらいます。
（今の世の中の流れ的には、いずれオンラインでのセッションが必要になってきますね）
話は戻って
・出ている症状に対するツボ
についてです。
例えば腰が痛い時、
鍼灸師の私は気の流れが…内臓の状態が…などということを総合的に判断してツボを決めますが、
一般の方には難しいですよね…
なので、知識がなくても（頭で考えなくても）、自分に合ったツボを見つけられる方法をご紹介します。
それは
体に触れてみて自分の直感で
「ここだ」
と思う場所です！！！！！！
自分の体がちゃんと教えてくれますので、
丁寧に体と対話してお灸をする部位を聞いてみてください。
一カ所だけじゃなくてもいいです。
なんとなくの感覚でいいので、
ここにお灸をしたいなと思ったところを見つけて行ってみましょう。
そしてお灸をしている間は
体に意識を向けて感じてみることが重要です。
温かいな、
熱いな、
気持ちいいな、
かゆくなってきた、
などが感じられますでしょうか。
もしかしたら何も感じないこともあるかもしれませんが、
「何も感じない」ということを感じているのでそれでOKです。
もし物足りなければ、同じ場所にもう一度続けてお灸を行ってみてください。
皮膚の色が赤く（ピンク）に変化していたり、
触れて温かくなっていたり、
そういう気づきも重要です。
ちなみに腰痛には〇〇というツボ！というように
具体的に知りたいという方もいるかもしれませんが、
このブログではそれに応えられずにすみません。
けど、直感で自分で見つけられるということを覚えておいてもらえると、
どんな症状が出ても困ることはないと思います。
お灸NGの場所・場面
変なところ（間違った所）にお灸をして、症状が悪くならないかしら…
と心配する方もいらっしゃいます。
確かに余計悪化しちゃわないか心配ですよね。
大丈夫です！
もし合っていない所にお灸をしていたら、
体にイヤな感じが出てくると思います。
もしそのイヤな感じを感じたらすぐに外せばOKなので、
とにかく自分の感覚を大事にしてみてください。
（燃えている途中のお灸はすごく熱いので、初めに横に灰皿をスタンバイしておきサッと外せるようにしましょう）
また、
お灸がNGの場所としては、
・粘膜
（例えば口の中など。そもそも誰も口の中にお灸をしようとは思いませんよね…）
そして
・顔面
鍼灸学校の教科書としてはお灸禁忌の部位として顔面が挙げられていました。
最近台座灸を用いて顔にお灸をする流派（？）が出てきてセミナーなども開催されているようなので、絶対NGというわけではありません。
しかしやけどのリスクがゼロではなく、何かあったときの見た目の問題もありますので、個人的な意見として私は顔面のお灸はオススメしません。
ただし棒灸といってかざすタイプのお灸は顔面にも使っています。目の疲れや鼻炎などにとても効果的です。
直接皮膚にもぐさを乗せて行うやり方や台座灸では顔面にはお灸しない、棒灸なら顔面にもお灸をするということです。
棒灸は広い面をじんわり温めることができてとても気持ちがいいものです。
もちろん一般の方でも棒灸を購入してお家で行うこともできますが、
煙が多くその分匂いも出て、ヤニがついたりもするので、自宅で行うにはハードルが高いとされている方もいます。
これまで当院でのお灸の販売は手軽に行える台座灸のみでしたが、
これを書きながら棒灸の需要があれば販売しようかな～と考えています。
（ご希望があればお気軽にご連絡ください）
そしてお灸がNGの場面としては、
発熱で汗が出ている時は、お灸は適しません。
発熱発汗時にお灸をしようとは体が求めないと思うので、
神経質になる必要はありません。
体を喜ばせてあげるという前提を持っていると、
自分でお灸をするかしないかの判断ができると思います。
ぜひ自分を信じてあげてくださいね。
お灸で自然治癒力向上
お灸をすると
血流がよくなり細胞が活性化され
本来持っている自然治癒力が発揮されます。
もともと自分に備わっている力です。
ストレスが多かったり、
睡眠不足が続いていたり、
肉体疲労が激しかったり、
思い悩んでいたりすると、
本来備わっている自然治癒力が発揮されません。
お灸で自然治癒力を発揮させるとともに、
自分の生活習慣や思考なども見直してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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