逆子鍼灸報告「頭位になりました」
投稿日:2020年07月22日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
逆子鍼灸を受けられた方から嬉しい報告をいただきました!
妊娠34週で逆子
Eさん 二人目のお子さんを妊娠中
一人目のお子さんを逆子のため帝王切開で出産されています。(へその緒が首に巻き付いていたそうです)
二人目のお子さんも健診の度に逆子で、
一人目が帝王切開だったこともあり、帝王切開で出産予定でした。
ところが妊娠33週の健診で逆子が治っており、
「これなら下から産めるよ」(経腟分娩できるよ)と医師に言われ、
Eさんは下から産める希望ができてとても嬉しかったそうです。
しかし次の妊娠34週の健診では再び逆子になっていました。
一度下から産めるという希望を持ったため、治せるなら治したいということで逆子鍼灸を受けに来られました。
“下から産める”という希望が持てたからこそ、再びの逆子はショックも大きかったと思います。
自分にできることをして逆子を治したいという強い想いが伝わってきました。
逆子鍼灸
当院の逆子鍼灸は、脈や舌をみてその人の体の状態を把握して、最適なツボを選択して鍼灸刺激を行っています。
Eさんの場合は胃腸のはたらきの低下と血の滞りが見受けられました。
消化できずに溜まったものが血の通り道を阻んでいるようです。
お話をきくと「なんとなく食べ過ぎているかも」とのことでした。
(体重は妊娠前から10kg以上増えているとのこと)
そこで胃腸のはたらきを助けて血の通り道を作ってあげる目的で施術をし、
Eさんにはよく噛んで食べること、胃腸が求めている分量だけを食べることをアドバイスしました。
一番に伝えたことは自分の体が喜ぶようにしましょうということです。
(お母さんはつい赤ちゃんのためと、赤ちゃんを一番に、自分は二の次に考えたり行動したりすることが多いと思いますが、自分を大事にすることで満たされたエネルギーが結果的に赤ちゃんに伝わるので、自分の体が喜ぶことをすればいいのです!)
また自宅で毎日お灸をしてもらうように、ツボの位置もお伝えして施術を終えました。
妊娠35週の健診の翌日に頭位に!
妊娠35週の健診日には、残念ながらまだ逆子だったとのことです。
それでも諦めずにお灸を続け、食べ過ぎに注意をして、腹巻などをしてお腹を温めることを行った所、
(さすがですよね!!)
翌日に頭位になっていました!!
逆子の時は膀胱を蹴られるのが不快だったようで、
逆子が治って(頭位で)あばらを蹴られる胎動に幸せを感じているとのことでした。
幸せを感じられることが素晴らしいですよね。
下から産める希望がまた出てきて、私も本当に嬉しいです。
(※効果には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません)
自然分娩か帝王切開か
下から産みたい(経腟分娩、自然分娩をしたい)という気持ちや
帝王切開は怖い、傷が心配、入院が長引くのは困るなど、
人それぞれに想いや事情があると思います。
お母さん側の想いとは別に、お腹の赤ちゃん側の想いや事情もあります。
逆子を経験することはきっと何か意味があるのだという視点を持てると、
ではどうすればいいのか、ということも見えてくると思います。
逆子鍼灸を受けたら100%逆子が治るとは言い切れません。
あくまでも治るためのサポートの一部であり、東洋医学の視点からみた体の状態をお伝えする機会です。
Eさんを通じて、お母さん自身の取り組みもとても大切だなと改めて感じました。
そしてもし逆子が治らなかったとしても、それはお母さんの頑張りが足りないというわけではありません。
そこは赤ちゃんの意思なども絡んでくると思うので、無事に産まれることをただただ願うばかりです。
逆子の原因としてへその緒が首に巻き付いていたのなら、安全に出産できる方法の帝王切開が良かったと思えることもあります。
逆子を治すために
私は鍼灸のプロとして、持っている知識や技術を最大限に提供します。
逆子鍼灸を受けるお母さん自身も食事や睡眠や運動、休息、考え方などを丁寧にしていくことが不可欠です。
そして赤ちゃんとも力を合わせられるように、一丸となって取り組みましょう!
逆子でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。