痔に対する鍼灸
投稿日:2020年11月13日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
早速ですが、
「痔」のお悩み、
なかなか人には相談しないけど実は困っているという方は多いのではないでしょうか。
ぜひ当院へご相談ください!
痔への鍼灸
痔になると排便するのが痛い、辛い、怖い、となって、
トイレを避けてしまうことで便秘がちになり、
ますます痔が悪化するという悪循環に陥ってしまっている方もいるかもしれません。
困ってしまいますよね……
痔への対応として、
市販の軟膏や座薬を使う方、
病院で手術をする方などがいると思いますが、
実は鍼灸も効果的なのです!
東洋医学では、痔は瘀血(おけつ)=血の滞りと考えられています。
血流を促進することを大きな目的として鍼灸刺激を行っていきます。
妊婦さんの痔
逆子鍼灸目的で来院されたクライアントさん。
逆子以外に気になることはないかお伺いすると、
「痔」「便秘」とのこと。
妊婦さんはお腹が大きくなっていくにつれて骨盤周囲の血管が圧迫されやすくなり、
どうしても血が滞りがちになります。
舌を見せてもらうと、裏の血管が青黒く膨れて目立ち、
まさに血の滞りが見受けられました。
血の流れをよくする、
胃腸の調子を整える、
便通をうながす、
ことを目的に鍼灸を行いました。
使用したツボはいくつかあるのですが、
特に痔に効果的なのは
前腕の内側にある「孔最(こうさい)」というツボ。
(イラストは「ツボ単」(発行者NTS)より)
手首のシワと肘のシワを結んだ線上の中点より親指の幅1本分上(肘寄り)にあります。
ここにお灸をしました。
2回目の来院時には、
「まだちょっと便秘がちですが、前よりは出るようになったし、
痔が和らいでいるんです~!」
と報告をくれました。
(※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません)
良かったですね!
舌の裏の血管はまだふくらみはあるものの色が薄くなっていて、
血の滞りが改善傾向にあることが見られました。
本人も自宅でお灸をしたり、腰にカイロを貼ったり、入浴したりと努力をされているので、
血がスムーズに流れて、便秘も痔も改善されて、
赤ちゃんも居心地よく動けるようになって、逆子が治ることを期待しています!
(健診の日が楽しみです~)
痔へのツボ
先ほど痔へのツボで腕にある孔最を紹介しましたが、
他にもお尻(骨盤部)にあるツボを使用したり、
あとは消化機能を高めて引き締める・引き上げるという目的で背中にあるツボを使ったり、
便通コントロールにはお腹や足にあるツボも使います。
頭のてっぺんにある百会というツボも効果的です。
ツボの反応(凹んでいたり、黒ずんでいたり、圧痛があったり)を見ながら、
一人ひとりに合ったツボを選んで刺激していきます。
痔のお悩みご相談ください
痔のお悩みはなかなか相談しづらいと思いますが、
思い切ってぜひ相談してください。
病院の診察はきっと患部を診ると思いますが、
当院では見せてもらわなくて大丈夫ですので、その点もどうぞご安心ください。
お話をしっかり聞かせてもらい、
脈や腹、舌をみて、ツボに触れたうえで、鍼灸治療を進めていきます。
痔のお悩みを解消できるように精一杯サポートしていきます。
お気軽にご相談ください。