旬の食材で簡単薬膳!
投稿日:2018年06月19日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
このところ、スーパーで夏野菜を多く見かけるようになってきました。
旬の食材は栄養たっぷりですし、
季節柄によくあるお悩みに対応できる薬膳として役割も担ってくれます。
ということで、今日は夏に旬の食材トウモロコシを使って作る簡単薬膳をご紹介します♪
とっても簡単トウモロコシごはん☆
旬のトウモロコシを使って作る、トウモロコシごはんのレシピです!
① 米2合は洗って、ざるにあげ30分ほど置いておく。
② トウモロコシ1本は皮をむいて、包丁で実をそぎ落とす。
③ 米を炊飯器の釜に入れ、2合の目盛までの水と塩小さじ1を入れて軽く混ぜる。
④ トウモロコシの実と芯を上に乗せて、炊飯器のスイッチON。
⑤ 炊けたら芯を取り除いて、トウモロコシの実とごはんを混ぜて、お茶碗によそう。
完成です!!
レシピともいえないくらいにとっても簡単!
炊いている途中から、トウモロコシの甘い香りが漂ってきて食欲UPです!
トウモロコシの甘味、食感がとっても美味しいです~♪
くれぐれも食べ過ぎには注意してください(笑)
トウモロコシの薬膳効能
トウモロコシは玉蜀黍と書いたり、玉米(ぎょくべい)と呼ばれたりもします。
薬膳としての一番の効能は、
体の余分な水分を尿から排出させること!
他には、体にこもった熱を取り除いたり、胃腸の働きを助ける役割もあります。
これにより、水分過多からくるむくみやめまいに対応できます。
というのも
夏になると、のどを潤したくて冷たい物をごくごくと飲みすぎてしまうことがありますよね。
冷たい物を飲みすぎると、胃腸が冷えて水分を正常に代謝できなくなり、むくみやめまいを生じさせます。
そんなときにトウモロコシの薬膳効果で、胃腸をサポートして、余分な水分を排出させて、
体スッキリというわけです。
うまく汗をかけなくて、体に熱がこもってしまうときにもオススメです!
おまけ:トウモロコシのひげ
トウモロコシのひげにも薬膳的効果があります。
トウモロコシのひげは「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」という中薬です。
(中薬とは、植物・動物・鉱物・海産物などの自然資源のうち、薬効が認められ、中医学の理論に基づいて使用されるものです。
日本では自然界から提供され、治療効果を有する中薬を「生薬」と言います。)
玉米鬚は、
・利尿作用によって腫れやむくみを解消する
・体内のたまった湿気を取り除き、黄疸を取る
・膿を出して毒を取り除く
という効果があります。
トウモロコシのひげを乾燥させたものを、お茶として飲んだり、スープにいれたりして
活用できます。
梅雨は環境も体内も湿気対策を!
梅雨に入って、巷では湿気対策として、
除湿器、洗濯物の乾かし方、カビ対策などの情報がたくさん出ています。
外の環境への対策と併せて、
体内の湿気対策もぜひ行ってください。
上記のトウモロコシ以外にも
さくらんぼ
うど
冬瓜
はまぐり
大豆
ソラマメ
などに体の余分な水分(湿)を取り除く効果があります。
また、食べ過ぎ・飲みすぎは、胃腸の働きが弱り、
体内に余分な水分(湿)を生み出してしまうので、
「腹八分目」ということも体内の湿気対策(予防)として必須です!!
身近に取り入れられる薬膳
薬膳といっても難しく構えることはありません。
もちろん専門的な生薬もありますが、それだけでなく
身近な食材で、簡単に食卓に取り入れられるものも多いのです。
むくみ、めまいにお悩みの方はぜひトウモロコシごはんを作ってみてくださいね♪
薬膳についてはまだまだ勉強中の身ですが、
これからも勉強を積み重ねて、みなさんに役立つ情報を発信していきたいと思います!