子宮が冷えている!?
投稿日:2018年02月20日
こんにちは
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
肩こりと冷え、むくみでお困りの30代の女性から、
衝撃の発言を聞きました。
「あなたは子宮が冷えています」
3人の子どもの出産経験のある30代の女性、Tさん。
肩こりが強く、時折手がしびれたりすることもあります。
そして一年中冷えを感じていて、
特に冬は冷えもむくみもひどいとのことです。
以前、妊娠・出産時に内診にて、
産科医から
「あなたは子宮が冷えています。だからこの先冷え性に特に気を付けてね。」
と言われたことがあるそうです。
たくさんの女性の内診をしてきた医師が言うからには、
きっとかなり冷えが目立っていたのでしょう。
Tさんは若いころは自覚としてそんなに冷えは気になっていなかったのが、
3人の出産を経てから、どんどん冷えが気になるようになり、
今は、とにかく冷えて寒さを感じるので、
たくさん着こんだり、足の裏に使い捨てカイロを貼ったりしないと過ごせないというほどだそうです。
冷えの悪循環
冷えの原因は様々ですが、
冷えると
血管が収縮する
↓
血流が悪くなる
↓
組織に酸素や栄養を運べない
↓
内臓・組織がうまくはたらかない、代謝が下がる
↓
熱を生み出せない
↓
ますます冷える
という悪循環に陥ります。
そして血液は体温を運ぶ働きもあるため、血流が悪くなるということは
温かい血液が運ばれないということなので、これもまたますますの冷えに結び付きます。
肩周りの組織の血流が悪くなれば肩こりを引き起こして、
固くなった組織が血管を圧迫して、ますます血流が悪くなります。
また、水分代謝がうまくいかないと、
細胞の隙間に余分な水分がたまりむくみを引き起こします。
水分は冷たい性質を持っているので、体に余分な水分があるということは冷えに直結するのです。
血流が改善されて、
温かい血液が全身をめぐるようにすれば、
冷えの悪循環は断ち切れます。
冷えとストレス
特に手足(末端)が冷えるという方は、
常に体に力が入り、血管が縮こまっている場合が多く、
温かい血液を末端まで運べないことで冷えていると考えられます。
責任感が強い方、
ストレスを感じやすい方、
イライラしやすい方などがこのタイプです。
お灸の香りでリラックス
冷えを改善する方法の一つにお灸があります。
お灸をするツボは一人ひとりのお体に合わせて選びます。
上記のTさんには、
腰にある腎兪(じんゆ)というツボに、
ほんのり温かさを感じるお灸を繰り返し行いました。
※腎兪は冷え(特に下半身)やむくみに有効なツボです。生殖器とも関連があります。
Tさんは
「すごい!!全身がポカポカしてきました。そしてこの香りいいですね~」と話します。
※※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
もぐさ、線香の香りはリラックス効果も生み出します。
嗅覚は鼻の奥から、ダイレクトに脳の感情や本能を司る部分に伝わっていきます。
心地よいと感じる香りをかぐと、リラックして癒されるということですね。
リラックスすると、血管が緩み、
温かい血液がスムーズに流れやすくなります。
体の冷えは心の冷え
「体の冷えは心の冷え」
といわれることがあります。
心が冷えている、というのは、
感情が平坦・鈍感になっている状態で、
目の前で起きていることに対して
楽しみを感じられなかったり、
なんだか遠い世界のことのように無関心だったりします。
体の冷えを改善しようと思ったら、
まずは心の冷えを改善させるのです!
お笑い番組を見て笑ったり、
映画を見て感動して泣いたり、
ラッキーな出来事に遭遇してニンマリしたり、
感情を動かすこと!!
なぜなら
動けば温まるからです。
寒空の下、押しくらまんじゅうをして、体が温かくなった経験があったり、
ウォーキングをして徐々に体が温まって汗ばむくらいになるという経験がある方も多いと思います。
体も心も同じです。
動けば温まるので、
ぜひ心(感情)を動かしてみてください。
無理にポジティブなことだけを感じなくても、
悲しいという感情もOKです。
悲しさを味わえば、別の場面で嬉しさに気づくことが増えるでしょう。
そうやって感情を動かしていると、
心が温まり、
そして次第に体の冷えが解消されていきます。
感情を動かすことは、
場所を選ばず、道具も必要ありませんので、
今すぐ実践できます。
今目の前に起きていることに対して、
自分の感情を見つめてみてくださいね!