冷え性でお困りの方にはお灸を!!お灸の種類と使い分け – 横浜市旭区の鍼灸・整体なら うさぎ鍼灸整体院[肩こり・腰痛・不妊未妊・逆子鍼灸]希望ヶ丘駅徒歩8分

ここは冷え性でお困りの方にはお灸を!!お灸の種類と使い分けのページです。希望ヶ丘駅徒歩8分 横浜市旭区にある完全個室の鍼灸整体院です。看護師でもある女性鍼灸師が、東洋・西洋医学両方を取り入れて、健康な体を取り戻す為のお手伝いをしています。肩こり腰痛はもちろん、婦人科系の症状や不妊・未妊などの妊活サポート、逆子鍼灸も実績豊富で人気です。

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冷え性でお困りの方にはお灸を!!お灸の種類と使い分け

投稿日:2017年11月06日

こんにちは!

横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです。

 

このところ寒い日が続いて、
体の芯から冷えてしまっている方が増えています。

 

皮膚に触れてヒヤッと冷たい方もいれば、
皮膚表面は温かいのに、血行が悪くて、体の内部は冷えている方もいます。
(脈や舌の状態から判断します)

 

当院では、冷え性の改善には灸治療(お灸)をメインに行っています。

 

お灸のイメージはどのような感じですか?

 

これまでお灸を受けたことがない方に、

お灸のイメージを聞くと、
「三角の山盛りみたいな感じのイメージです」
という方が多いです。

 

このようなイメージでしょうか。

指の関節くらいの大きさですね。

みなさんこれくらい大きいものをイメージしているから、

「お灸は熱そう」と思われるようです。

 

お灸を買って自分でやったことがあるという方は
このようなイメージの方が多いです。

 

上部のもぐさが筒になっている部分に火をつけて皮膚に置くものです。

下部に台がついているので、一般の方でも安全に取り扱えます。

 

イメージは様々でしょうが、

これらはどちらもお灸です。

 

基本的にお灸(灸治療)というのは、
もぐさを燃焼させ、体に温熱的刺激を与えることです。

 

ところで「もぐさ」って何から作られているかご存知ですか?

あまり一般に知られていないかもしれませんが、

もぐさの原料は「ヨモギ」です!

ヨモギの葉を乾燥させて、もぐさを作っています。

(豆知識ですが……もぐさの生産量日本一は新潟県です!)

 

お灸には様々な分類があり、

一人ひとりの体質や症状に合ったもの・方法を使い分けています。

 

お灸の分類1:もぐさの置き方

 

灸治療にはまずもぐさの置き方によっての分類があります。

 

①直接灸
直接皮膚にもぐさを乗せて、線香等で火をつけて行うもの。

 

②間接灸
台座がついたお灸を用いるものや、
皮膚にスライスしたショウガを乗せその上にもぐさを置いて火をつけるものなど、
皮膚から離れた部位にもぐさと熱源があるもの。

 

直接灸の方が、体に入る刺激は強いです。

虚弱体質の方には間接灸の方が向いていることが多いです。
(もしくは直接灸でも、次の分類にある無痕灸を行います)

 

お灸の分類2:有痕灸か無痕灸

 

お灸の痕が残るか残らないかという視点で、

有痕灸と無痕灸という分類もあります。

 

A 有痕灸(ゆうこんきゅう)

皮膚に乗せたもぐさをすべて焼き切って、お灸の痕を残す方法です。

 

・透熱灸(とうねつきゅう)…もぐさをごく小さくひねり、皮膚に置いて火をつけて焼き切る方法。

もぐさの大きさは米粒大や、その半分くらいにしたり、糸のようによったもの、など与えたい刺激量によって選択します。

(もぐさの大きさが大きければ大きいほど、刺激量が大きくなります)

 

(イメージはこれでOKなのですが、実際に行うお灸はこのもぐさがもっともっと小さいです。線香の太さよりも小さくもぐさをひねって使います)

 

・焦灼灸(しょうしゃくきゅう)…熱刺激で、皮膚や組織を破壊させる方法。魚の目やたこに効果が高い。

 

・打膿灸(だのうきゅう)…親指の頭くらいの大きさのもぐさを皮膚に乗せて焼き、やけどを作る。その部位に塗り薬をかぶせて、化膿させる方法。免疫力を高めることができます。

 

の3つが有痕灸にあたります。

 

打膿灸は今はほとんど行われていません。

 

当院では、透熱灸と焦灼灸を行っています。

お灸の痕が残るという分類ですが、
当院で行う透熱灸は、ごく小さいもぐさ(ゴマ粒くらい、または糸のような細さ)にしているので、ほとんど痕は残らないようにしています。ご安心ください。
熱さの感じ方としては、一瞬チクッとする感じです。
ピンポイントで体内の深い部分まで熱が届くので、体の芯が冷えている方には透熱灸がピッタリです。

逆子の方にも透熱灸を行っています。
(逆子治療で使うツボは、手足のツボです。お腹や骨盤には触れませんのでご安心ください。
母体の血液循環を良くして、骨盤内の血流を増やし、胎児を動きやすくしてあげるという目的です。胎児が動けば、重力の関係で頭が下におさまることを期待して行っています。)

 

焦灼灸は、魚の目やたこといった硬い組織に対して行います。
組織が硬くなっているので、米粒くらいの大きさのもぐさを燃やしても、はじめは熱さを全く感じません。同じ箇所に何度も何度も繰り返しお灸を行っていくと次第に熱さを感じてきます。
これを何日か続けていくと、硬かった部分がポロっと取れます。
(魚の目に対するお灸は、一般の方にはほとんど知られていないようですが、効果の実感がわかりやすく「足の痛みが取れた」「歩きやすくなった」などと大変喜ばれています!!魚の目でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。)

 

 

B. 無痕灸
お灸の痕を残さないで、熱刺激を与える方法です。

 

・知熱灸(ちねつきゅう)…皮膚に直接もぐさを乗せて燃焼させ、患者が熱さを感じたら、もぐさを取り除いたり、指で押さえて火を消す方法。

 

・温灸(おんきゅう)…もぐさを皮膚から離れたところで燃焼させ、熱を与える方法。

↑台座灸

 

 

↑灸頭鍼

(皮膚に刺した鍼のお尻にもぐさをつけて燃焼させるもの。輻射熱を利用する)
などです。

 

・隔物灸(かくぶつきゅう)…皮膚ともぐさの間に、ショウガや味噌、ニンニクなどを置いてお灸を行う方法。
間に挟んだものの薬理的効果が期待できます。
(結構においがキツイです…)

 

・薬物灸(やくぶつきゅう)…もぐさは用いずに、薬物を皮膚に塗布する方法。ウルシなど。

 

この中で当院が行っているのは、知熱灸と台座灸です。

 

知熱灸は、熱さを感じたら教えてもらって、指で消します。消すタイミングで熱刺激の量をコントロールしていて、八分目くらいで消すと「ほわーっと温かい感じ」、九分目くらいで消すと「ちょっと熱いかなーくらいの感じ」です。
胃腸の調子が悪い方に対して、背中にある胃のツボに行ったり、便秘の方におへその横に行ったりします。
骨盤の後ろに知熱灸をして、下半身全体を温かくすることもできます。

 

台座灸は、広い範囲に熱刺激を与えるのが得意です。

ゆっくりじんわり熱刺激を与えていくことで、皮膚表面の血流が良くなります。その代わり、あまり深い部分には熱は届きませんので、広く浅く熱を伝えたいときに用います。(深い部分に熱を与えたいときは直接灸を行います)

台座灸は、商品によってハードやソフトなど熱刺激の強さが選択できます。

初心者の方はまずは一番刺激の弱いものを試してみて、その反応を見てもう少し刺激が強い方がいいのか、弱いままでいいのかを決めるといいと思います。(どれを使えばいいのかがわからない時は、ご相談ください。)

台座灸はライターを用いて安全に、簡便にできるので、ご自宅でのセルフケアに向いています。
(ドラッグストアでも販売していますし、当院でも販売しています。ご希望の方は一声かけてください。)

 

 

「灸せざるは鍼灸師ならず」 お灸治療を積極的に行っています。

 

当院では、冷えのタイプや加えたい熱刺激の範囲・深さによって、上記のお灸の方法を使い分けています。

 

もぐさを小さくひねるのに技術が必要ですので、
透熱灸や知熱灸を行っている鍼灸院は少ないかもしれません。

 

鍼灸師の資格を持っていても、鍼治療しかしない先生、または灸治療はすべて台座灸で行うという先生もいることでしょう。
(台座灸は一般の方が家庭でもできるものなので、資格や技術は必要ありません)

 

だた、鍼灸学校の恩師(この道50年以上!!!)からの教え、
『灸せざるは鍼灸師ならず』
(鍼灸師なら、鍼治療も灸治療も行うこと。その患者さんに合った最適で最高の技術を提供すること)
という言葉を大切にして、
私は、灸治療を積極的に行っています。
(もちろん、灸治療が必要ではない方と判断した方には行いません。その判断も鍼灸師の役割の一つです。)

 

体の芯からの冷えを改善したい方には、
鍼灸院でプロの本格的な灸治療を受け、
それに加えて自宅では台座灸でセルフケアをすることをオススメします。

 

 

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