末端型冷え性の方には、酸味がオススメ!
投稿日:2017年11月09日
こんにちは!
横浜 旭区 希望ヶ丘のうさぎ鍼灸整体院のタテノです!
先日のブログ「あなたの冷え性、どのタイプ?タイプで治療法やセルフケア方法が違いますよ。」という記事はお読みいただけましたか?
チェックしてみて、どのタイプでしたか?
当院に来院される方をチェックすると「末端型冷え性」の方が圧倒的に多いです。
目次
手足が冷える末端型冷え性
末端型冷え性の方は、
ストレスや自律神経の乱れが原因のことが多いです。
東洋医学的に言うと、肝気鬱結(かんきうっけつ)です。
肝が正常に働いていれば、本来は身体の隅々まで流れていく気(エネルギー)が、
ストレスによって滞ってしまって鬱結すると、手先・足先まで流れません。
気(エネルギー)には温める性質があるのですが、それが滞って末端まで届かないから手足が冷えてしまうということです。
お仕事のこと、家事・育児、人間関係、健康のこと、お金のことなど、みなさんそれぞれにストレスを抱えているようです。
ストレスを抱えながらも毎日、頑張っているのは本当に偉いことですね。
冷えを何とかしようと思う前に、ストレスと闘っている自分をまずはぜひ褒めてあげてください(^-^)
自分を認めて、ちょっとでもホッとできる時間を創ることは冷えの改善につながります!
気をめぐらせて、手足を温めるには?
自分を褒めてちょっと一息ついたら、
肝を正常に働かせて、気がスムーズにのびのびと体の中をめぐれるようにしてあげましょう。
深呼吸をしたり、ぐーーーっと伸びをして体を動かしてあげると効果的です!
オススメなのは、夜寝る前に、
布団の上で大の字になって、手先・足先に気(エネルギー)が行きわたるイメージをしながら、ゆっくりと呼吸をすることです。
また、肝を正常に働かせてあげるのに、食事の面からでも改善できます。
味覚と内臓のはたらきの関係
東洋医学では、味覚と内臓に関連があると考えれらています。
肝:酸味
心:苦味
脾:甘味 ※脾とは大まかに胃腸のこと
肺:辛味
腎:鹹味(塩辛さ)
です。
例えば、酸味を取ることが少なければ肝が傷みやすいですし、逆に過剰に摂りすぎても肝が傷みます。
または、体が酸味を欲しがる時は、肝が傷んでいる現れと考えられます。そういう時は酸味を取ってあげると肝のはたらきを助けることができます。
何事もバランスが大事ですね!
ですので、
ストレスがかかって、肝が傷んでいるときは、積極的に酸味を取ることをオススメします。
酸味というと、お酢、梅干し、レモン、ざくろなどです。
酸味を取って、ストレスから体を守る!きのこの酸辣湯レシピ
酸っぱくて美味しいスープ(酸辣湯:サンラータン)の作り方をご紹介します。
~作り方~
① 黒きくらげをぬるま湯で戻す
② 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて沸かす
③ キノコ類は石づきを取って小房に分ける
④ 玉ねぎは皮をむいて薄切りにする
⑤ ②のスープがわいたら、キノコ類と玉ねぎを入れる。火が通ったらきくらげを加える。
⑥ 酢(大さじ3くらい、お好みで)、しょう油(大さじ1くらい)、塩コショウを入れて味を調える。
⑦ 水溶き片栗粉でとろみをつける
⑧ 溶き卵を加える。
⑨器によそってラー油を垂らす。
完成です!!
キノコのうまみに、お酢の酸味とラー油の辛味が合わさって、すっぱうまー(^^)な一品です!!
キノコはお好きなものでOKです。数種類入れると、それぞれから美味しいダシが出て味が深まります!
玉ねぎには、気をめぐらせるはたらきがあるので、より手足に温かい気が届きます。
黒きくらげには、肺の乾燥を潤し胃を助けるはたらき、便通をよくするはたらき、出血を止めるはたらきがあります。
とっても簡単にできて、気のめぐりがよくなり、手足までポカポカ温まるスープです!
ぜひ作ってみてください!
ジャスミンティーで気のめぐり・冷えを改善
もっと身近に、手軽に気をめぐらせる食事(飲み物)というと、
ジャスミンティー!!
ジャスミンには気をめぐらせるはたらきがあります。
体を温める性質もあるので、肝気鬱結の末端型冷え性の方にはピッタリ!
くれぐれも温めて飲んでくださいね!
香りを楽しむこともストレス発散に繋がりますよ。
薬膳のアドバイスができます
タテノは薬膳コーディネーターの資格を取得しています。
薬膳と言っても難しいことはなく、身近な食材を使って、体質・体調に合わせた料理を分かりやすく紹介していきます。
適宜ブログでも発信していきますが、来院された方にはお一人ずつに合った具体的なアドバイスをしていますので、お気軽にお尋ねください(^-^)